それに加えて最近、駅のホームで青い制服を着た若者たちが出現し始めた。シャツの胸元と背中には「Posso ajudar?」と書いてある。これは英語でいうところの「Can I help you?」の同意語で、彼らはいわば乗客への案内、手助けのために雇われたバイト職員たちだ。ほとんどが10代の少年少女ばかりで、駅や時間帯によっては6人も7人もいたりする。若者がそれだけ集まれば気分が高揚して遊んでしまうのは避けられるはずもなく、駅のホームを走り回っていたり、お喋りに夢中だったりととにかく楽しそうにしている。その光景がまた経済的に余裕のある家が何人も不必要なメイドを抱えている状況と重なって見えたりなんかしてどうもいけない。このままだといずれメトロ博物館、メトロ記念館、メトロ記念碑など訳の分からない記念物が次々と建ちそうな気配がするのだが、考えすぎだろうか。