ブラジル豆知識
アルコール

アルコールはブラジル生活の必須アイテム

ブラジルの生活の中で常々登場するのがアルコール。といってもお酒ではなく、薬屋などで売られている方の薬用、消毒用アルコールである。ブラジル人はどういうわけか常々家に持っていて、テーブルを拭くにも、床を拭くにも、傷口を拭くにも全部これ一つで済ませてしまう。日本でいうところのマキロンの役割も果たすし、クイックルワイパーの役割も果たしてしまうという優れものなのである。

レストランに行くと、前の人が使った食器を運んだ後にアルコールをテーブルに垂らし、ささっと拭いて「さあどうぞお座りください」と言われる。その行為は清掃というより消毒そのもので、「さあこれからご馳走をたくさん食べるぞ」という雰囲気とはお世辞にもマッチしない。

しかしこのアルコール、使ってみると結構便利でまた値段も安くみんなが使うのも頷けるのである。そしてお酒と一緒で実は中毒性があるのではないのかと疑っている。あのつーんと鼻を刺す強い臭いが最初は抵抗を覚えるのだけれど、使っていくといつしかそれが逆にいい匂いに感じたりして、この現象もまた違った意味で「アル中」と呼べそうだ。そう考えると、ブラジルは国民総「アル中」ということになり、この国には他の消毒剤も除菌剤も入ってくる余地はなさそうである。