
これがブラジルの宝くじ屋、各種公共料金の支払いもここでできる
ブラジルには色んなタイプの宝くじがある。「LOTO GOL」や「LOTECA」といったサッカーくじ。その場で当たり外れが分かるスクラッチくじ「INSTANTÂNEA」。日本のジャンボ宝くじに似た「FEDERAL」。自分で番号を選べる「DUPLA
SENA」、「QUINA」、「LOTO FÁCIL」、「LOTO MANIA」、「MEGA SENA」。中でも賞金が破格なのが最後に述べた「MEGA
SENA(以下メガ・セナ)」だ。メガ・セナは1から60の数字から最低6個、最大15個の数字を自分で選ぶ日本でいうところのロト6のようなくじだ。抽選では6つの当選番号が発表され、そのうち4つ以上の数字が当たっていれば賞金が出る。当然的中した数字の数が多ければ多いほどその額も大きくなる。自分でどの数字を選んだらいいか迷ったら、“おまかせ”で機械に選んでもらうこともできるほか、同じ数字の組合せを2週、4週、8週分とまとめて買うこともできる。抽選は水曜日と土曜日の週2回。もし当選者が出なかった場合、賞金は次の抽選に回されるので週によっては賞金額が数千万レアル(数億円から数十億円)に膨れ上がることもある。

あなたならどのくじで一攫千金を狙う?
ひとつ注意しておきたいのは、賞金の換金期限が抽選日から90日間ということ。せっかく大金を手にしてもこの期間を過ぎると、金額の全ては国庫の大学生基金に回されてしまうというから大変だ。もうひとつどうしても加筆しておきたいのは、賞金が800レアル以下のときは宝くじ屋で直接換金できるが、それより高額のときは宝くじの胴元であるCAIXA(国営銀行)に口座を開き、そこに賞金を振り込むことになる。そして銀行口座を開くにはブラジルの納税番号(CPF)などが必要となる。つまり観光客の外国人がブラジルに来て宝くじを当てたところで銀行口座が開けないという問題が生じてしまうのだ。その場合CAIXA、あるいはブラジル政府がどのような対処を取るのか全く予想できない。ブラジルのことだからそのままウヤムヤにして「残念でした。換金期限が過ぎたから払えません」などと主張してきそうでもある。まだ宝くじを買ってもいないし当たってもいないが、当たったときのことを考えると同件については疑問というより憤りに近い感情を抱く。居ても立ってもいられなくなったのである宝くじ屋に問い合わせてみると「観光客の外国人が高額の賞金を当てた場合は連邦税務局に行けば仮の納税番号を作ってもらうことができ、支払いを受けられる」という答えが返ってきた。これを聞いてやっと一安心。ただ、日本と違ってブラジルは宝くじも「賭け」とみなされるため、未成年は賞金を受け取ることができないそうだ。これについてはごもっともだと思うし、なぜ日本は禁止じゃないのだろうかとむしろそっちに違和感を覚える。