店は小さくとも品数は豊富
  都市を歩いていると各ブロックごとに目にする売店。Banca de Jornal(バンカ・デ・ジョルナウ)と呼ばれるこれらの店は困ったときに大きな助けとなってくれる重要スポットだ。道に迷ったときも、急にボールペンが必要になったときも、話し相手が必要なときも全て売店のおじさん(おばさんのときもあるが)が解決してくれる。新聞、雑誌はいうまでもなく日本の漫画まで販売している店もある。タバコやテレフォンカードももちろん買える。その他、菓子類、飲み物、小説、DVDまで揃っているところもあり日本のコンビニ顔負けの役割を果たしているのだ。
  営業時間および営業日は店のオーナーによってバラバラ。日曜日、祝日も開けるところもあれば休むときはしっかり休む店もある。とにかく売り物から営業スタイルまで十人十色。古本だけを扱っている店、名作映画のDVDを売っている店、アンダーグランドの小説を置いている店。色々な地区の色々な店を覗いて掘り出し物を探すのも面白い。

 サッカーの試合のある翌日の朝ともなると売店の周りには男たちが群がる。店頭に展示されている新聞を立ち読みして試合結果を見るのだ。通勤時間だというのに立ち止まって真剣な眼差しで新聞を読んでいるのでさぞかし重大な事件が起きたのかと思えばサッカーなのである。新聞を買う気もないあの男たちの集団のことを店の主人はどんなふうに思っているのか一度ぜひ聞いてみたいものだ。

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