
野良犬に注意!
ブラジルでは泥棒が多いので犬は家の番をするという大事な役割を負っている。犬はナイフにも銃にも動じないのでときと場合によってはガードマンを雇うよりはるかに安心できる。こうなると完全に家族の一員である。それが人間でなくても自分達の命を守ってくれる存在に敬意を払うのはむしろ当たり前だ。ホームレスの人たちも犬をよく連れているが、もちろんそれだって用心棒としての意味合いが強いと思う。日本では飼い主が犬の世話するのが一般的だがブラジルではこうして主人と犬がお互い助け合って生きているのだ。
もちろんその一方でただかわいいだけのペットとして犬を飼っている人もいる。ブラジルにも犬にリボンを付けたり服を着させたりする金持ちがいる。強さを誇示するために大きなブルドッグを連れて誇らしげに歩く男、プードルを連れてかわいらしさをアピールする女。ステータスにしろ、かっこつけにしろ、その動物はやはり犬なのである。ブラジル人からしたらこれが猫だとどうもしっくりこないようだ。ブラジル人の家族はおそらく、広い庭があって近くに緑一杯の公園があるのだからそれならいっそのこと一緒に走り回れる犬を飼おうよ、という結論に至るのだろう。もう一つの理由はブラジル人が寂しがり屋だからに違いない。気まぐれに甘えてくる猫より、いつも一緒にいてくれる犬を好むのはブラジル人の国民性ともいえる。
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| 犬は大切な門番 | 犬と歩けば寂しさ半減 |


